Letter of Recommendation (LoR)について

推薦状も、PS/CVに並んで重要な書類である。
アメリカ人医師のものを2枚集めることは大前提として、次に求められていることの優先度としては、内容>推薦者の肩書なので、とりあえず有名なアメリカ人に頼むよりはStrongなものを優先して提出すべきだ。
また、Electiveで得たアメリカ人からのものを3枚揃えるよりは、初期研修先からのものを1枚は提出した方が良いのではないかと個人的に思い、日本人の先生にもお願いした。
ほとんどのプログラムが3枚のUploadを求めており、プログラムによっては4枚まで提出可能だ。
推薦者がUploadしてくれなかった場合や、思ったよりStrongでなかったという場合も想定し、5枚はお願いしておきたい。

お願いの仕方
例えば、Electiveで推薦状をお願いするのであれば、ローテーション最初の週に誰に書いてもらうかを決めて、将来的にお願いしたいと言っておく。ローテーションの最後にももう一度それを伝え、その後定期的にコンタクトを取ることも大切だ。
いざ、マッチングの時期になれば、できれば面と向かってお願いし、最終的にERASからダウンロードしたRequest Formを添えてメールする。そのときにPS/CVも必ず一緒に添付すべきだ。
メールなどのやり取りも迅速かつ丁寧に行うため、ある程度正しい英語・内容のテンプレートを作って添削してもらっておいた。

内容
推薦状はWaiveすることが基本だが、それでも見せてくれる先生が一定数いるので、その内容によってどのプログラムにどの推薦状を提出するか決めることができる。 
これまで強い推薦状という概念が、 いまいち分かっていなかったのだが、最近になって少し理解できてきた。
アメリカで言う強い推薦状とは、前述のPSと同じく、「映像が鮮明に浮かぶもの」なのだ。
推薦者が、Applicantとどのような時期を一緒に過ごし、どのような体験をし推薦するに至ったか、具体的な時期・団体・体験内容を通して詳細に記載されている必要がある。その上で、stronglyなどと強い形容詞使われているとなお良い。
また、長さとしては1枚にまとまったものよりも、2枚以上あるものが強いと認識されるようだ。
 
推薦者
ERASでは推薦状ごとに「Chair」とこれまで研修してきた病院の「Program Director」のチェックを入れる部分がある。つまり、この2つの肩書についてはおそらく重要視されている。
特に内科や外科などは「Chair」からの推薦状を必須としているプログラムが多くあるので、ローテーションするときからChairを意識してアピールし、マッチングの時期にお願いしなければならない。
Chair/Program Directorの次にお願いするのは、自分と大きく関わり・強いものを書いてくれる人である。面接を終えた先生方の話を聞いていると、「この推薦状の内容は素晴らしいよ、このような体験をしてきたんだね」と言われることが往々にしてあったとのことで、ネームバリューに捉われすぎてはいけない。
ただ、やはり米国有名大学のヘッダー/フッターは魅力的であり、 彼らから強いものを書いてもらえるのであればそれが一番良いと思う。